セレナの燃費について
e-POWERを搭載したセレナは、エンジンを発電用に利用して駆動はモーターで行うシステムになっています。
e-POWERを採用したことによって、旧セレナを上回る燃費性能です。
e-POWERはモーターのみで走行します。
今までのハイブリッド車はエンジン・モーターを動力としてシーンごとに役割を分担し、効率のよい方を選んで走行したり、併用して走行しています。
しかし日産のe-POWERはモーターのパワーのみで走行するので、エンジンは発電専用となっていて、動力としては利用していません。
ここがハイブリッド車との大きな違いになります。
電気自動車は大容量のバッテリーに蓄えた電気を使用してモーターを稼動しています。
しかしe-POWERのように発電することはできないので外部から充電をする必要があるのです。
ハイブリッド車の場合は、エンジンもモーターと並行してタイヤと繋がって両方とも動力となっています。
e-POWERはエンジンとタイヤはつながっていないので100パーセント、モーター駆動なのです。
e-POWERは瞬時にフルパワーを得ることが出来るモーターの特性をもっていて、電気自動車と全く同じ力強い加速とレスポンスが特徴となっているのです。
セレナはエンジン・発電機・インバーター・モーターをコンパクトにまとめています。
室内の広さ・使い勝手のよさなどの快適さはそのままで、254N・m(25.9kgf・m)の強力なトルクによって燃費よく走ることが可能です。
e-POWERはモータードライブなので静かな走りも特徴の一つになります。
100パーセントの電気自動車ではないので、走っているときはエンジンが発電機として動きます。
そのため無音の連続EV走行をすることはできませんが、発進時や減速時などは発電用エンジンを休止して、モーターのみで走るのでそのようなシーンでは電気自動車なみの静かさを体験することが可能です。
遮音性などの対策はしっかりとされているものの、エンジンが起動すると音は出てしまいます。
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